■第1話「役員就任期間のトリック」
〜建設業許可申請の話〜
五反田の中小建設会社・(株)藤堂建設から建設業許可の申請を受けたカンナだったが、社長である藤堂壮一(56歳)の前の会社での役員就任期間に問題があることが分かり、建設業許可を取るための要件が満たされないことに気付いた。そんな藤堂建設に許可を下ろすために考えたカンナの秘策とは?物語の最後でみせる藤堂社長とカンナとの信頼関係も見所の一つです。
■第2話「ベトナムより、愛をこめて」
〜外国人在留資格審査申請の話〜
カンナは曽根崎から、1年前に設立した表参道のソフトウエア開発会社(株)ジャパン・システム・クリエイトのホアン社長の入国許可が未だ入国管理局から出ていないとの情報を得る。27歳の取締役・井上祐一とともに再申請の準備に取りかかるカンナ。実はホアン社長には、どうしても日本で起業しなければならないある理由があった。ホアン社長の話に心を動かされたカンナは、探偵・葉月の協力を得て、ホアンの夢の実現のために奔走する。外国人起業家のひたむきな情熱と、時を超えた恋人たちの再会を描いた心温まる作品。
■第3話「永遠の友情」
〜公正証書遺言の作成の話〜
カンナは3年前からの付き合いのある渋谷のソフト販売会社社長・森山裕一郎(33歳)から、自分がガンであることを告白される。森山から「闘病生活に入る前に自分の意思をしっかり残しておきたい」と頼まれたカンナは、森山の公正証書遺言を作成することに。帰還したあかつきには、一緒にビジネスを始めようと約束を交わしたカンナと森山だったが・・。ちょっぴり切なくて、読んだ後に静かな感動を感じずにはいられない、「行政書士の花道」を代表する作品です。
■第4話「行政書士の花道」
〜風俗営業許可申請の話〜
同期の行政書士・日向聡史の誘いで、カンナは日向と一緒に日向の大学時代の友人・北川和人(29歳)と水谷真里花(28歳)が六本木に開店する「クラブ真里花」の風俗営業許可申請をやることになる。順調に行っていたかみみえた申請だったが、そこにはある致命的な盲点があった。果たして「クラブ真里花」は無事、開店にこぎ着けることができるのか?若い起業家たちの夢と希望を描いた、タイトル通りの未来への希望溢れる作品です。
■第5話「青春の忘れもの」
〜離婚に関する公正証書の作成の話〜
探偵・葉月の紹介で離婚の慰謝料に関する公正証書の作成を手掛けることになったカンナ。事務所に来た依頼者・波多野由紀(29歳)の資料を見て、浮気をした由紀の主人が自分の大学時代の先輩の旧姓・上野浩之(30歳)であることを知る。エリート人生を歩んでいた大学時代の先輩・上野と、大学卒業後独立開業の道を歩いてきたカンナとの生き方・考え方の対比をみせながら、本当に価値ある自分の生き方を見つめ直す“熱い”作品です。
■第6話「さよなら、渋谷」
〜技術系補助金の申請の話〜
カンナは葉月から、自分の行方調査の依頼が探偵社にきているとの情報を得る。カンナを探していたのは、大阪のベンチャー企業経営者・伊達隆介(29歳)だった。カンナは伊達の依頼を受け、東京に設立する新会社の技術系補助金の申請に取りかかることになる。しかし、葉月の調査で伊達の東京の取引先の経営状況が危ないことが分かり・・。
伊達が東京に来た、本当の理由とは?そして、人生の分岐点に立ったカンナの選択とは?胸にぐっと響くエビローグは、これから新しい世界に足を踏み出そうとしている方たちに、きっと大きな勇気と感動を与えてくれることでしょう。
■主な登場人物紹介
■カンナの行政書士開業Q&A
■「行政書士の花道」トリビア
■番外編「冬の星座」〜カンナの独立開業物語〜
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